先日、妻の実家に行って遮光シートを取り付ける手伝いをしてきました。この時期、居間に続く縁側兼サンルームに入る日射しが強くなるのでそれを弱めるためです。冬、雪が積もっても日光が部屋に入るように床が高くなっているので、脚立と竿を利用して取り付けました。
作業を終え、お昼ご飯をごちそうになった後、義母が「もしよかったら、ちまき作っていかないか」というので、教えてもらうことにしました。
・笹の葉で円錐形の入れ物をつくる。
・水に浸けたもち米を入れる。
・余分な笹の葉を折り返してふたをし三角にかたちを整える。
・もう一枚の笹の葉でふたを二重にする。
・余った部分を折り返す。
・すげでしばり笹の葉が開かないようする。
自宅に戻り、一晩水に水に浸け、40〜50分茹でて完成。
笹の葉には殺菌作用があるので、保存食として農作業に持って行ったようです。
笹の葉は私も採取できそうですが、すげとはどんな植物か分かりません。義母は、すげを畳屋さんから分けてもらったとのこと。
すげ、そう言えば「すげの笠」のすげ?むかし歌った「茶つみ」の詩にあったような。
八十八夜 若葉 茶つみ あかねだすき すげの笠
空の青、若葉・青葉の緑、茶畑の深緑、着物の紺色、たすきのあかね色、山吹色の笠。
歌っていた頃は、こんな色合いのある情景は目に浮かびませんでした。
今度、笹とすげは自分で採取して、また、ちまきを作ってみようと思います。