山歩きを第一の趣味としていましたが、最近は、街道や街を歩くことが多くなりました。
十数年前、初冬の守門岳で、下山途中たまたま出会った高齢の女性とお話をする機会があり、その方から「東海道を箱根まで歩いたこと、歩くことは全く苦にならなかったこと」「水平歩きが多くなったこと」「山中泊より、登山口近くに泊まることが多くなったこと」などの話を聞いたことがきっかけかもしれません。
調べてみると、観光地めぐりをするでもなく、長い街道をひたすら歩いている人がけっこういるのです。(実はただ歩いているだけでないことを後で知るのですが)
地元の歴史愛好家が北国街道の見どころをまとめた本に出会い、手始めに北国街道を歩いてみました。
今まで、
北国街道〜信濃追分から高田(新潟県)、高田から弥彦神社(新潟県)〜
などを
歩いてきました。
私の場合、20年来山歩きを一緒にしている友人が同行してくれ、宿の予約、ルート調べ、道祖神や街並みの下調べ、食堂やトイレ探しなど、なんとなく分担できていることで助かっています。
今回は、東海道の歩き残し、本宿(愛知県岡崎市、赤坂宿と藤川宿の間の宿)から京都三条大橋を目指して歩くことにしました。