5月末、渓流魚を釣りに。
釣れたのは赤い婚姻色の付いたウグイ。ここではまだ産卵が終わってなかったようです。
数匹キープして食べることにしました。
大型は塩焼き、中型は唐揚げに。
焼いた方は小骨が気になりますが、どちらもなかなかの味です。
子供の頃、ウグイ を食べた記憶がありますが、おいしいなどと思ったことはありません。
以前撮った写真を見ると16年前にも食べたことがありました。
4月上旬、ブドウムシ を餌にヤマメ、ニジマスを釣っていましたが、餌がなくなったので、クロカワムシを餌にするとウグイ が入れ掛かりになりました。
その時は、素焼きにした後、甘露煮にしました。
金沢の「室生犀星記念館」に行った時、ウグイ にまつわる作品展示があったことを思い出しました。室生犀星は金沢で生まれた詩人・小説家で、「ふるさとは遠きにありて思ふもの・・・」という詩は彼の作品だということもこの時知りました。
うぐいは「石斑魚」とも書くそうです、桜石斑魚は「猫またぎ」などではなく、美味しい魚ですね。