12月上旬、栃尾城跡のある鶴城山に登り、雁木(がんぎ)造りが残る栃尾の街並みを歩いてきました。
鶴城山については「栃尾城跡散策マップ」を参考に歩きましたが、そのマップに城跡の説明があります。
上杉謙信公が春日山城に上がるまでの青年期を過ごした城郭である。・・・別名鶴舞城とも呼ばれ、鶴が羽根を広げたようにU字型の険しい山稜に築かれ、その規模は圧倒的に大きく、抜群の威容を誇る。
『スーパー地形』で作成
低いですが、険しい山ですね。攻めるのが難しい山城のようです。
トイレ有り、広い駐車場です。いつきても車をとめることができそうです。
駐車場をスタート
「健脚コース」を登ります。急ですが歩きやすい道です。
杉並木を通り、本丸へ
上杉謙信没後、二人の養子、上杉景勝と上杉景虎の後継争い(御館の乱)の際、栃尾城主の本庄氏は上杉景虎を支持して上杉景勝と戦って滅びたそうです。
(養子の上杉景虎は謙信の前の名前「景虎」をもらったことになります)
眼下に栃尾の街、長尾景虎(上杉謙信)が眺めた景色でしょうか。
二の丸跡から見える越後三山、いつも控えめな中ノ岳が白く輝いています。
諏訪神社へ下ります。
「じっくりコース」を通り諏訪神社へ、おみくじを引きました。
雁木造りの通り
雪が降っても行き来が楽ですね。ぬくもりを感じる街並みです。
雁木通りから本丸跡を望む、栃尾城は天然の要害ですね。
休憩を入れて、2時間半ほどの散策でした。「栃尾城跡散策マップ」には「中の丸」「琵琶丸」「狼煙台」跡も載っていたので、次回は行ってみたいと思います。
また、雁木通りが残っている栃尾の街並みも見どころがありました。
大野口の駐車場のそばに「雁木の駅」があり、新潟大学の学生さんがデザインした雁木の模型や街並みの展示を見ることができます。
栃尾といえば「あぶらげ」や日本酒「越乃景虎」が有名ですが、「棚田天水米」と素敵な看板を掲げているお米屋さんもありました。美味しい老舗ラーメン店もあるそうです。
街中に広い駐車場もあるので、雁木通りの散策もいいですね。